ユニットハウスのメリットは、工期が短くすみ、費用も注文住宅よりかなり割安になるという点です。
工期の短さに、質の面で不安になるかもしれませんが、そのような心配はいりません。
ユニットハウスは、あらかじめ工場で部材の製造や組み立てを行うため、工期が短いといってもそれはあくまで購入してからの工期の時間が短いというだけの話です。技量に左右されることなく組み立てられるものなので、品質は常に安定しているといえるでしょう。
費用に関しても、ユニットハウスは材料費が安く、搬入や組み立て作業にそれほど人を必要としないため、人件費もあまりかかりません。
一方、デメリットとしては、ユニットハウスはある程度の間取りの変更は可能ですが、規格化されているデザインの中から選ばなければならないため、強いこだわりや要望がある方からすると注文住宅に対して自由度は低いかもしれません。ユニット構成にバリアフリーはないようなので、段差対策も別途考える必要が生じるでしょう。
また、一般木造住宅に比べて資産価値がないという点も挙げられます。
スーパーハウス等のユニットハウスは一般住宅とは異なり、仮設ハウスを前提として造られています。断熱材などでだいぶ違いますが、夏場は暑く冬場は寒いので、エアコンやファンヒーターが必需かと思われます。
ただ、最近のプレハブユニット住宅は、デメリットをカバーできるようなものも出てきましたし、施工会社やメーカー選びが重要となります。