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豆知識

建築物を建てる際には、場所や使用目的によって建築できる建物に制限や条件があり、ユニットハウスやコンテナハウスも建て方によっては建築基準法に違反してしまう恐れがあります。

一般的に都市計画区域および準都市計画区域内では、一部仮設建築物または10m²(3坪)以下の増築などを除き、申請が必要となります。

「建築確認」とは、計画している建築物の敷地や構造、設備などが建築基準法やその他の法令に違反していないことを確認してもらうためのもので、それらに関する事務を担当する建築主事や指定確認検査機関によって行われます。

その「建築確認」の手続きの申し込みをすることを「建築確認申請」といい、建物の建設工事に着工する前に都道府県や市町村の担当課に必要な書類を提出する必要があります。

建築確認申請を行う場合、まずは最寄の各市町村の都市計画課や建築指導課に問い合わせてみるのがよいでしょう。

申請の審査にかかる時間は、特に問題がなければ1週間~数週間ほどですが、何か不備があったりするとその期間は長くなります。

建築確認申請を怠って建築を行った建築主には、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課されます。さらに、行政庁などの是正命令に違反したり、耐震基準などの重大な規定違反をした場合は、建築主・工事施工者・設計者らに3年以下の懲役または300万円以下の罰金が課されます。

その他にも、お店として使用予定なのに建築確認申請をしないでいると、登記の際に「存在しない建築物」または「違法建築物」となってしまいますので、ご注意ください。

「プレハブ」とは「プレハブ工法」とも呼ばれ、あらかじめ工場で柱や屋根、外壁、建具などの部材の加工を行い、現場での作業をできるだけ減らして造る建築工法を意味します。

ユニットハウスも、そうしたプレハブ工法の1つではありますが、正確にはこの工法をより発展させたものということができるでしょう。

ユニットハウスは、現場での組み立てがほぼ必要ない工法を用いているため、ユニック車での移動や設置・施工が容易で、各メーカーともに間取りが決まっています。

材質的に耐久性が高いので長期使用することができ、本体に不具合があったときには各部分での修理を行えばよいので手軽です。また、プレハブハウスと比べて地震に強い構造になっています。

もし不要となった場合には、ユニットハウスは転売などの方法で処分をすることが可能で、他の場所への移設も簡単です。

ただし、ユニック車では入れないような道幅が狭い道路や、電線や立ち木などや隣家といった設置の妨げになるような障害物がある場合、状況によっては設置ができないこともあります。

それに対して、プレハブハウスは建築現場で組み立てる工法で、敷地の形状や使用用途などに合わせて間取りをある程度は自由に選ぶことができます。

しかし、現地での本体組み立てに加え、内装や電気などの工事も行うので、ユニットハウスと比べると工期が必要になります。さらに、搬出や撤去の際も同様に工事の必要が出てくるため、その作業費がかかります。

また、プレハブハウスは材質的に消耗の度合いが大きく、長期の使用には向いていません。本体に不具合が生じた際の修理代も割高で、もし不要になった場合には、廃材にしかならないでしょう。

現地組み立てなので、ユニック車が入って行けない狭い場所や、電線などの障害物でクレーン作業が困難な場所への設置が可能です。

もし、これから長期での使用をお考えで、設置場所にも問題がないようであれば、プレハブハウスよりもユニットハウスの方がおすすめできるといえるでしょう。

ユニットハウスのメリットは、工期が短くすみ、費用も注文住宅よりかなり割安になるという点です。

工期の短さに、質の面で不安になるかもしれませんが、そのような心配はいりません。
ユニットハウスは、あらかじめ工場で部材の製造や組み立てを行うため、工期が短いといってもそれはあくまで購入してからの工期の時間が短いというだけの話です。技量に左右されることなく組み立てられるものなので、品質は常に安定しているといえるでしょう。

費用に関しても、ユニットハウスは材料費が安く、搬入や組み立て作業にそれほど人を必要としないため、人件費もあまりかかりません。

一方、デメリットとしては、ユニットハウスはある程度の間取りの変更は可能ですが、規格化されているデザインの中から選ばなければならないため、強いこだわりや要望がある方からすると注文住宅に対して自由度は低いかもしれません。ユニット構成にバリアフリーはないようなので、段差対策も別途考える必要が生じるでしょう。

また、一般木造住宅に比べて資産価値がないという点も挙げられます。

スーパーハウス等のユニットハウスは一般住宅とは異なり、仮設ハウスを前提として造られています。断熱材などでだいぶ違いますが、夏場は暑く冬場は寒いので、エアコンやファンヒーターが必需かと思われます。

ただ、最近のプレハブユニット住宅は、デメリットをカバーできるようなものも出てきましたし、施工会社やメーカー選びが重要となります。

断熱材入りの板を天井に張り付けても、あまり効果はないでしょう。
なぜならば、天井が熱を吸収してしまい、部屋の内側に張ってもあまり効果がないからです。普通の家の天井と天井裏のように、空気や熱の流通を遮断するような構造にすることも困難だろうと思います。

これはちょうど、窓からの日差しで室内が暑くなるため室内にカーテンを取り付けるのと似ています。日差しの熱は、結局は室内のカーテンを温めるので、室温が上昇します。この場合は、室外に葦簀(よしず)や簾(すだれ)を付けて日光と熱を遮断することで、かなり涼しくなります。

同様に、ユニットハウスの屋根の上に日差しを防ぐ葦簀か簡易屋根を付けるとよいでしょう。屋根の上に、竹竿、角材、足場鋼管などを□や田のように組んで、それをユニットハウスに固定し、その枠に葦簀を針金で固定すればできあがりです。また、南側や西側の壁や窓に葦簀を立て掛けることも効果がありますから、ぜひやってみてください。

涼しい季節になったら葦簀は丸めてしまっておいて、次の年は使っていない方の面を太陽光に当てるようにして使えば、4~5年ほどは保ちます。いずれも、強風時に飛ばされないように、枠の四隅をユニットハウスの外装にきちんと固定することが必要なので、ご注意ください。

ご参考までに、太陽の熱を吸わないタイプの塗料もありますが、葦簀や簾ほどの効果はないと思います。

ユニック車とは、運転席と荷台の間にクレーンが付いたトラックのことで、建築資材などの重量物の積み降ろしに活躍します。

ユニットハウスは、工場で製造された製品をそのままユニック車で搬送するため、その大きさは規格で決まっています。

短辺は2,400mm迄ですが、長辺は4tユニック車に積める5,400mmタイプと10tユニック車に積める7,200mmのタイプがあります。小さいものでは1,800mm角というものも。

高さは道路交通法に従い、約2,700mmが標準となります。

大型車が入れないような場所ですと、ユニック車も入ることができません。

また、クレーンで吊って設置をするため、電線がある場所や室内高の低い建屋内などは設置困難な場合もあり、どこにでも設置ができるわけではありません。

ユニットハウスを運び込むのには困難な狭い場所や屋上・屋内等には、組立ハウスを選択肢の1つとして考えてみるのもいいかもしれませんね。

組立ハウスは、バラバラの部材を手運びで搬入できるので、ユニック車が入れない場所でも設置をすることが可能です。

フローリングは、湿気の多い場所や慢性的に水が掛かるような場所、床下の状態が良好ではない場合など、生活環境によって腐食してしまうことがあります。

集成材ではなく無垢材の床であれば、腐食した表面に紙やすりを60番・180番・240番くらいの順でかけて全体的に削り取り、内装用の防腐剤入り塗料やオスモ塗料(植物性の自然塗料)などを塗ればよいでしょう。

補修する範囲によっても大きく異なりますが、腐食してしまっている部分をあえてカットし、パテを用いて平らな状態に仕上げ、その後ヤスリがけを行うことで形状を綺麗に修復することも可能です。

歩くと床がきしんだり、ブカブカと浮いているように感じたり、沈み込んだりするようですと、床を部分的に補修するのは難しく、全面的な張り替えが必要になってきます。

張り替えには、床を剥がして新しく張り替える方法と、今ある床の上からフローリングを重ね張りするという方法の2種類があります。

重ね張りの場合は、床の厚みが増して扉が開けられなくなったりすることもありますので、ご注意ください。

塗装の方法として、建物の外壁等の表面にセメントモルタルを特殊なコテで塗り付けたり、モルタルや合成樹脂を吹き付けた後、塗装面が柔らかいうちにローラーで押さえる等して、表面を粗面(凹凸のある状態)に仕上げるやり方を「スタッコ仕上げ」といいます。

スタッコのような凹凸をつけるには、専用の吹きつけガンやコンプセッサー等の機材が必要になります。

また、塗装は下地処理が全体の70%を占め、綺麗に仕上げるには、下地をいかに綺麗にするかにかかっています。薄く塗る技術も必要となりますので、素人の手でやるにはなかなか難しいでしょう。

結露は、湿気を含んだ暖かい空気が冷やされることによって発生します。
その要因として挙げられるのが、「室内に湿気が多いこと」と「室内と外との温度差があること」です。

室内の湿度を下げるには、こまめな換気をすることが基本となります。

窓を開けて部屋の換気をする場合は、2か所の窓(やドア)を開けるのがポイントです。
窓を1つ開けただけでは、外の空気と部屋の中の空気がうまく入れ替わらないので、窓とドアをセットで開ける等して、空気の入口と出口の両方を作ってあげるようにしましょう。

調理の際には、換気扇を回して室内の空気の循環を良くすることも、結露を防ぐ1つの方法になります。また、洗濯物の室内干しをする場所は、部屋ではなく浴室にしましょう。

その他に、灯油やガスを燃料とする開放型の暖房器具(石油ストーブ、ガスストーブ等)は水蒸気を発生させるので、非開放型の暖房器具(FF式石油ファンヒーター、FF式ガスファンヒーター等)や電気の暖房器具にすることも結露対策になります。

室内外の温度差で冷えやすいのは、外気と直に接している窓ガラスです。外からの冷気をシャットアウトしてしまえば、室内の空気が冷やされず、結露が起こりにくくなります。冷気をシャットアウトする方法として、断熱シートや断熱フィルムを窓の内側に貼ったり、インナーサッシ(室内側にもう1つ窓を取り付けて2重窓にする)という手もあります。

結露の起こる環境は、放っておくとカビやダニの発生にもつながり、人体や家にも悪影響を及ぼしますので、できるところから気をつけていくとよいでしょう。

家の庭にユニットハウスを置いて、ピアノ教室を開いている方もいるようです。

付近にピアノ講師が大勢いらっしゃるような場所なら、教室の建物がユニットハウスであるということよりも、実績や経歴、講師としての経験などを重要視するのではないでしょうか。

また、先生が全くいないような場所であれば、経歴や実績にプラスして、ピアノ教室のための建物があるということで、利点もあるかと思います。普通の家の一室よりも、ピアノのための建物ということが、やる気や本格感につながるのではないか、という考え方もあるようですので。

ただ、ユニットハウスに限ったことではありませんが、それなりの防音対策はきちんとしておいた方がよいでしょう。

ピアノにとって湿度と温度の急激な変化は好ましくないので、断熱性や機密性が重要になってきますし、ユニットハウスを置く基礎や床によってはピアノの重みで床がたわむ可能性があり、その点も注意する必要があります。

合板とは、薄く切った単板(ベニヤ)を貼り合わせて作成した木質材料のことをいいます。

一般的に「ベニヤ板」としてホームセンター等で売られているものは、ベニヤを何枚か貼り合わせた合板なので、「ベニヤ合板」と呼ぶのが正式です。

ベニヤ合板は一番薄いもので2.3mmからあり、3mm、4mm、5.5mm、9mm、12mm、15mm、厚さ30mmまでと種類が豊富で、厚さによって板の層数が異なります。

床板として使う合板の厚みについては、根太(床を貼り付ける角材)の間隔にもよりますが、中を人が歩く程度なら15mmくらいがよいでしょう。

コンパネ(コンクリートパネル)や構造用合板と呼ばれるものも、ベニヤ合板の一種となります。

コンパネは、屋外で使用するものなので耐水性に優れていますが、合板としての質が悪い場合もあるので、内装材として使用するのには適していません。

構造用合板は、一般的な工作や内装に用いられるベニヤ合板と比べて強度があるのが特徴で、主に建築物の下地材として使用されます。

床下からの寒気対策として、フォームの断熱材を入れておくのもオススメです。

スタイロフォームと発砲スチロールは、どちらも主要な原料は同じですが、内包する空気の形と量が大きく異なります。一見すると、断熱性能に大差はないような感じがしますが、空気は非常に大きな断熱性能を持つので、大きく異なってしまいます。

発泡スチロールは、ビーズ(粒)が集まってできているので、内包する空気は粒の中間の空隙のみになります。一方、断熱材として生産されるスタイロフォームは、多数の気泡が独立して存在しますので、高い断熱性能が得られます。

また、断熱材として販売されているスタイロフォームには、燃えにくくあるいは炎が広がらないようにする難燃剤という薬剤が添加してあるので安心です。